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アップルのiPhone急成長の影でMacは これからも成長を続けることはできるのか【デジ通】
アップルの主要製品販売金額に占める各カテゴリの割合
つい先日紹介したようにアップルの決算資料リリースからは、アップルがMac中心の会社からiPhoneやiPad、Macなどの製品にシフトしていることが読み取れるようになったこと、アジア・中国地域における同社の成長ぶりをレポートした。

実際の売上高の推移や販売台数を分析すると、iPhoneやiPadのiOS搭載製品が急成長しているなかで、Macの成長が鈍化しつつあることがよくわかる。こうなると心配になってくるのがアップルの成長が今後も続くのかどうかといったことだ。

アップルの主要製品の販売台数推移


世界のPC市場の伸びはここ数年鈍化しつつあったが、その中でもアップルのMacはiPhoneなどの効果もあったのか成長率が非常に高かった。

しかし、2012年は2011年に比べて販売台数が減少した。これはここ10年ほどは見られなかった現象だ。Macの販売数は製品の発売タイミングなどによっても大きく変わるが、RetinaディスプレイのMacなど機能としては魅力的な製品を提供しているにも関わらず減少しているのが気になる。

そうは言っても減少率は5%ほどと低く、Macの平均販売価格は年々下落しているWindows PCの平均販売価格の倍ほどの差があるので、かなり健闘しているとはいえる。しかし、年間20%程度成長してきていた中で、今回の減少で、iPhoneなどの急成長に比べると見劣りするのが現状だ。

そのiPhoneは、初めて発売が開始された翌年の2008年にはそれまで主力製品だったMacの販売台数を抜き、2012年にはMacの8倍を売り上げるまで成長している。iPadは発売した2010年にMacの販売台数に並び、2012年にはMacの約4倍の販売台数となっている。

一方、iPhone、iPad、Mac、iPodの主力製品カテゴリーの総販売金額から各カテゴリーの割合を比較してみると、iPhoneは販売から4年目の2008年にMacを抜き、iPadは2年目の2011年にMacを抜いている。2006年にiPodがMacを抜いた時期もあった。売り上げの金額ベースでもiPhoneやiPadは世間一般の状況と同様にPCであるMacを完全に引き離している。

iPhoneの販売台数は年間1億台を超え、年間成長率も30%程度となると、現行の価格の製品では、Androidなどライバル製品の存在、人口の関係から数年以内に成長が頭打ちになることは確実だ。

スティーブ・ジョブス亡き現在、急激に求心力を失ってきているように見える中でアップルのティム・クックCEOは1月23日の決算発表電話会見でアップルにとって最も重要なのは「ベストな製品を作ること」と質問に答えて(会見の29分頃から)いる。さらにシェアや売り上げを伸ばすことよりも製品開発を重点に置いていると答えている。

iPhoneなどのスマートフォンが今後も市場を席巻するとは限らない。アップルが今後も成長を続けられるのかどうかは、クックCEOの言葉通り、全く新しいカテゴリーの製品も含め魅力的な製品開発にかかっていると言えるだろう。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)] 

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Macユーザーも注目!新しいScanSnapはWindowsやスマホだけじゃなくMacOSでも便利に進化【デジ通】
PFUの個人向けオートシートフィーダー付きスキャナのハイエンドモデルScanSnap iX500が発表された。スマホ連動、クラウド対応など注目すべき様々な新機能があるが、Macユーザーには特に注要目な機能がある。

従来のScanSnap S1500も、WindowsとMacに対応していたがOS毎に機能が異なっていた。Macユーザーの筆者としては、WindowsではできたのにMacでは対応していなかったバックグラウンドOCRがMacでも可能になったところが大きい。そこでMacユーザーから見た新型ScanSnapについて解説していこうと思う。



今更ながらOCRとは(Optical Character Recognition)の略で、スキャンして読み取った画像から文字を認識する技術だ。

文字認識は、ソフトウェアで行う。もちろんハードの性能や認識アルゴリズムなどによるが、複数枚認識させる場合、数秒の時間がかかる。最近はだいぶ速くなったものの数百枚認識させた場合数十秒かかるなど、待ち時間が必要だ。

OCRでの読み取り精度は読み取り元の文字などにもより、一般的に完璧なわけではないが、読み取った文字はスキャンした画像の上に透明テキストとして登録され、テキスト検索ができるようになるのは非常に便利だ。

■MacでもバックグラウンドOCRに対応

従来のScanSnap S1500に付属していたWindows用ソフトでは、複数の書類をスキャンを連続で行っても、スキャンした後の文章をCPUの空き時間で文字認識させる「バックグラウンドOCR」に対応していた。しかし、Mac版ではこれに対応していなかった。

このため、MacでOCR機能を使うには書類毎にOCR処理待ちの時間が必要だった。ハードウェアとしてのスキャン性能自体は同じだが、実際の使い勝手ではMac版のソフトはWindows版と比べて使い勝手が悪かった。

今回発表されたScanSnap iX500ではようやくMacでのバックグラウンドOCRに対応したため、使い勝手もWindows版と同等になった。この機能を使うためだけに、わざわざBoot CampでWindowsを使っていた人などもいるかもしれないが、もうWindowsは不要だ。

またWi-Fi機能を搭載しているので、iOSやAndroidなどに直接、スキャンデータを取り込むことができるのも今回のモデルの特徴だ。しかし、OCRはパソコンのソフトによる機能になるため、iOSやAndroidなどに直接取り込んだスキャンデータ内の文字を検索するようなことはできない点に注意。

さらに書類の上下方向などの補正もOCR機能を使って判別しているのでiOSやAndroid端末ではスキャンしたオリジナルの方向で認識される(上下逆にしたら、そのままスキャンしたデータが渡されてしまうことにも注意しよう。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)] 

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