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遠隔操作ウイルスに感染したパソコンを使い、横浜市のHPに犯行声明が書き込まれた事件で、元・明治大学の学生が、今年7月に誤認逮捕された。

10月15日に、真犯人を名乗る人物が、犯人しか知り得ないであろう情報を暴露したことから、元明大生は無実とされたが、この事件で、静岡家裁が、誤認逮捕された元明大生に対し、拘束された日数分の補償手続きを始めていることが判明した。

すると、ネット掲示板では、補償金の金額に注目が集まった。補償金は拘束1日当たり、最高1万2500円。少年は、7月1日に逮捕されてから、保護観察処分が決まった8月15日まで、46日間拘束されたため、最高で57万5千円が支払われる可能性がある。

補償金の推定金額にネット掲示板では「安すぎるw」「おいおい、ふざけとんなあ」「人生狂わされたのにたった57万」「警察はたった1万2500円払えば人間の自由を拘束できるのか」と、非難の声が殺到している。

また元・明大生は、逮捕時に「明治大学の学生」と報じられていたが、10月中旬には各メディアで「元・明治大学生」と表記が変更されている。これを知ったネットユーザーの間では、誤認逮捕が原因で大学を辞めざるをえなかったのではと憶測が広がっている。

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