本田圭佑のゴール

16日、ロシア・プレミアリーグ第8節、CSKAモスクワ×アラニア・ウラジカフカスの一戦で、公式戦9試合連続のスタメンに名を連ねた本田圭佑が2得点を叩きだした。先の日本代表×イラク代表戦では、1-0で勝利こそ挙げたものの、自身はチャンスをものにできず無得点に終わり、試合後は「決定力(不足)を相当露呈した」と反省しきりだった。

だが、「誰か名ストライカーが言った言葉なんですが、『ゴールというのはケチャップみたいなものだ。出ないときは出ないけれど、出るときはドバドバ』」とも語っていた本田。遂に飛びだした複数ゴールは、大量得点の布石か――、これからはじまる“ケチャップ・ゴール”を期待せずにはいられない。

そんな本田の2得点について、16日深夜放送、TBS「S1」では、サッカー解説者・福田正博氏が分析した。
後半4分、左足でゴールを決めたシーンについて、「見事なゴールなんですが、何が凄いかっていうと、1秒間に3つの動作が隠されている。蹴りやすいところに止める、キーパーの位置を確認する、キーパーのいないところに蹴る。これを1秒間の間に正確にできる」と絶賛した福田氏。

さらに、後半40分、左サイドからのクロスに対し、やや飛びこむタイミングがずれるも、態勢を崩しながら左足で押し込んだ本田のプレーには、「簡単に決めているように見えますが、ここ(センターサークル付近から)から長い距離を走って、空いてるスペースを見つけて走ったので、ゴールが生まれているんです。ボールがずれているんですけど、身体が強いのでしっかりミートできている」と説明した。
ƒNƒŠƒGƒCƒeƒBƒuEƒRƒ‚ƒ“ƒY