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7日に放送された「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)の内容に、一部ツイッター上では疑問の声があがっている。

今回の放送では、お笑い芸人・明石家さんまを司会に「ネット社会の新常識」をテーマに進行。番組の内容は、SNSにおける個人情報流出の危険性を訴えるものから、「トイレでの孤独を癒すアプリ」といったウェブサービスの紹介まで、多岐に渡っていたが、とりわけ「ネット中毒」の危険性を強調する場面が目立った。

出演者である教育評論家の「尾木ママ」こと尾木直樹氏は、「情報がすぐ得られるため自分の脳でしっかり考えることをしなくなる」と指摘。また、脳科学者の澤口俊之氏は「インターネット中毒障害は精神疾患の一部」「覚せい剤中毒とほぼ同じ」「重度のネット中毒者には隔離治療が必要」と警告した。

さらに、番組のテロップには「コンピューターを使いすぎると脳が退化する?!」「想像上に深刻!!ネット中毒の恐ろしさとは」と、見るからに恐ろしい言葉が並ぶなど、ツイッターでは、「ネットやべーな。みんなホンマでっかTV見た方がいいよ!」「ネット中毒恐ろしいな」と、番組の内容に驚きを隠せないユーザーのコメントが寄せられた。

だが、その一方では、「ネット中毒?なんでテレビは中毒じゃないのにネットだけ中毒なんて扱いになるの?」「日本人がネット中毒になる前に、そもそも『テレビ中毒』だったんじゃないかな?」「そう言えば、TVだって見過ぎたらバカになる、とか色々言われてたわね」と、露骨に「ネット中毒」の危険性を煽り、「テレビ」については一切触れない偏った番組構成に首を傾げるユーザも散見された。

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