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ナインティナイン 岡村隆史

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ナインティナイン 岡村隆史
11日、フジテレビ系バラエティ番組「森田一義アワー 笑っていいとも!」のテレフォンショッキングのコーナーに、ナインティナインの矢部浩之が出演。タモリとの知られざるエピソードを語った。

「いいともが来年終了するっていうので、思い出話なんかしたらどうかなと思うんです」と、タモリとの過去を語りだした矢部。前回同コーナーに出演した後、タモリから食事に誘われた際のことを明かした。

当時は2010年に岡村が体調不良を理由に、5ヶ月間の休養に入り、入院していた頃。タモリは気遣いをみせ、矢部を昼食に誘ってくれたのだという。食事中タモリは、岡村と同じような病気になった知人の話を聞かせてくれたそうだ。

店に向かう車中でも「これはどうしたもんかね」などと話し続けるタモリを見て、矢部は「タモリさんは、相方を治そうとしてくれてんねや。ほんとにいい人や」と感動したという。連れて行かれた蕎麦屋で、メニューに載っていない「タモリスペシャル」を食べながら、矢部は後に仕事の予定があったものの、断ることなくビールを飲んだそうだ。

その後もずっと「どうしたらいいのかね、そういう人には…」と思案し続けたタモリは、酔いが回ってきた頃、最終的な結論を出したという。タモリは「わかった。このまま今から俺、病院行って全裸になる」と提案してきたというのだ。

驚いた矢部は「一番ダメや」「繊細な人に、しかも体調崩してるときに、タモリさんが全裸で病室入ったら、余計悪くなる」とつっこんだそうだ。タモリ本人は当時を覚えていないようで、「そんなこと言った俺!?バカだねー」と呆れぎみ。最後は冗談のような結論を出したが、タモリが岡村を心配していたのは紛れもない事実だろう。

そんな岡村だが、現在は「自由すぎて」矢部も手を焼いているという。復帰後は、我慢をしなくなった結果「言いたい放題」なんだそうだ。

これを聞いたタモリは「あ、言いたい放題。あいつ、思い出した!」と珍しく語気を荒げ、最近のエピソードを明かしている。ある日、タモリの楽屋を尋ねてきた岡村は「ちょっといいですか、そろそろ死んでもらえますか」「後がつかえてるんです、これ以上いけないんです」と強烈な言葉を放ち、出て行ったというのだ。

ナインティナインは「ジャングルTV~タモリの法則~」(TBS系列)でタモリと共演しただけでなく、1995年には「いいとも!」のレギュラーを1年半務めている。矢部は、こういった経験を思い出してか「すごいお世話になってて、成長させてくれたのもタモリさんやし、相方もよく言うじゃないですか」と語るなど、トーク中は終始感慨深い様子だった。

長い付き合いだからこそ、岡村も気兼ねなく、過激な冗談が言えたのだろう。岡村の「後がつかえてるんです」と言った時の気持ちは、タモリが「全裸になる」と言った時同様、相手を気遣う気持ちの裏返しなのかもしれない。

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