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ITライフハック
Macユーザーも注目!新しいScanSnapはWindowsやスマホだけじゃなくMacOSでも便利に進化【デジ通】
PFUの個人向けオートシートフィーダー付きスキャナのハイエンドモデルScanSnap iX500が発表された。スマホ連動、クラウド対応など注目すべき様々な新機能があるが、Macユーザーには特に注要目な機能がある。

従来のScanSnap S1500も、WindowsとMacに対応していたがOS毎に機能が異なっていた。Macユーザーの筆者としては、WindowsではできたのにMacでは対応していなかったバックグラウンドOCRがMacでも可能になったところが大きい。そこでMacユーザーから見た新型ScanSnapについて解説していこうと思う。



今更ながらOCRとは(Optical Character Recognition)の略で、スキャンして読み取った画像から文字を認識する技術だ。

文字認識は、ソフトウェアで行う。もちろんハードの性能や認識アルゴリズムなどによるが、複数枚認識させる場合、数秒の時間がかかる。最近はだいぶ速くなったものの数百枚認識させた場合数十秒かかるなど、待ち時間が必要だ。

OCRでの読み取り精度は読み取り元の文字などにもより、一般的に完璧なわけではないが、読み取った文字はスキャンした画像の上に透明テキストとして登録され、テキスト検索ができるようになるのは非常に便利だ。

■MacでもバックグラウンドOCRに対応

従来のScanSnap S1500に付属していたWindows用ソフトでは、複数の書類をスキャンを連続で行っても、スキャンした後の文章をCPUの空き時間で文字認識させる「バックグラウンドOCR」に対応していた。しかし、Mac版ではこれに対応していなかった。

このため、MacでOCR機能を使うには書類毎にOCR処理待ちの時間が必要だった。ハードウェアとしてのスキャン性能自体は同じだが、実際の使い勝手ではMac版のソフトはWindows版と比べて使い勝手が悪かった。

今回発表されたScanSnap iX500ではようやくMacでのバックグラウンドOCRに対応したため、使い勝手もWindows版と同等になった。この機能を使うためだけに、わざわざBoot CampでWindowsを使っていた人などもいるかもしれないが、もうWindowsは不要だ。

またWi-Fi機能を搭載しているので、iOSやAndroidなどに直接、スキャンデータを取り込むことができるのも今回のモデルの特徴だ。しかし、OCRはパソコンのソフトによる機能になるため、iOSやAndroidなどに直接取り込んだスキャンデータ内の文字を検索するようなことはできない点に注意。

さらに書類の上下方向などの補正もOCR機能を使って判別しているのでiOSやAndroid端末ではスキャンしたオリジナルの方向で認識される(上下逆にしたら、そのままスキャンしたデータが渡されてしまうことにも注意しよう。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)] 

digi2は「デジタル通」の略です。現在のデジタル機器は使いこなしが難しくなっています。
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