明石家さんま、テレビ東京に26年以上出演していない理由を語る

ざっくり言うと
  • 明石家さんまがテレビ東京に26年以上出演していない理由を語る
  • かつて、さんまはテレビ東京のバラエティ番組で司会を務めていた
  • 高視聴率を記録していたが急に打ち切りが決定し、それ以来出演していないという

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タモリ、ビートたけしと並び日本お笑い界の「BIG3」と賞され、デビューから40年近くたつ現在も意欲的に活動を続けるお笑い芸人・明石家さんま。「さんまのSUPERからくりTV」(TBS系)「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)「ホンマでっか!?TV」(フジテレビ系)といったレギュラー番組のほか、不定期のものを含めればほとんどのテレビ局に出演しているさんまだが、長きにわたり疎遠になっている局もあるようだ。12日放送のTBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」ではさんま自身が、そのひとつであるテレビ東京との確執を語っている。

話のきっかけは、番組リスナーから寄せられた「まだ出入り禁止が解けていないテレビ局・ラジオ局はいくつあるんですか?」という質問だった。これに答える形で、さんまは「こっちから出入り禁止にしているっていうのは2つありますね」「テレビ東京さんは、もう26、27(年)くらいから出てないのかな」などと語り、同局と疎遠になっていることを明かしたのである。

かつて、さんまは深夜のバラエティ番組「さんまのサタデーナイトショー」(テレビ東京系)で司会を務めていた。さんまが「ちょっとお色気番組の」と語る同番組は視聴者に好評で、深夜にも関わらず高視聴率を記録していたという。放送でさんまは「土曜日の12時からやってたんですけど、深夜の。それで、テレビ東京でトップの数字をとったんですね」と語るなど、その結果に満足していたようだ。

当時関係者と「10年、20年、この番組頑張りましょう!」と挨拶するなど、番組への意欲をみなぎらせていたさんま。しかし、挨拶をした翌週には「あのお色気番組の深夜が、テレビ東京のトップになるのはテレビ局のイメージとして良くない」という理由で、番組の打ち切りが決定したそうだ。

これにはさんまもかなり落ちこんだようで、当時を振り返り「俺たちテレビタレントが、頑張って面白い番組、人気番組にして終わるって、俺物凄いショックやった」「意味がないと。頑張って喋って人気番組にして、それで打ち切られたらもう」などと語っている。

この一件以来、さんまはテレビ東京の番組に出演することはなく、テレビ東京側も出演依頼をすることはなくなったというのである。ただし、さんまは同局に恨みを持っているわけではないようで、放送では「それが良かったのは『数字なんて取ってもアカンし、取らなかってもアカンねんから、どうでもエエか』ってその時に思えたんで。ものすごく助かったね、その後のお笑い芸人としての人生」と締めくくり、自らの教訓としたことを明かしている。

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