Miracast対応でKindleの画面を大画面テレビに表示


アマゾンの新型タブレット「Kindle Fire HDXが発売された。発売に合わせてl期間限定で体験スペースがオープンするなど、アマゾン側もかなりプロモーションに力を入れているタブレットだ。カラー液晶のタブレットのメリットが特に生きる動画配信サービスのインスタントビデオも開始され、気になっている方も多いと思う。アマゾンが体験スペース開始にあわせてプレス向けに説明したKindle Fire HDXの特徴を紹介しよう。

まずはアマゾンジャパンKindleデバイス&アクセサリー事業部長の小河内亮氏が、Kindle Fire HDXの特徴について説明した。Kindle Fire HDXのポイントとして「軽くて速くて画面がきれい」そして「音もいい」という点を上げていた。

サウンド環境は旧モデルから引き続きドルビーのデジタルプラスに対応するなど、各種タブレットの中でもかなり高いクオリティになっている。

旧モデルでは前面カメラしか搭載されていなかったが、本モデルでは背面カメラも搭載したため、持ち歩いたりしての写真撮影なども楽しめるようになっている。

また、Wi-FiによるMiracast対応で動画を大画面テレビなどに表示することができるため、Amazonインスタントビデオの映像を家族みんなで手軽に楽しむことを可能としている。Wi-Fi関連ではネイティブにワイヤレスプリンターに対応しているので、アプリのインストールなしで直接プリントが可能になる点も上げていた。



Kindle Fire HDX 8.9とiPad Airも比較してみた。重量はiPad Airの469gに対して、Kindle Fire HDX 8.9は374gと100g程度軽い。画面サイズが異なるものの画面解像度はiPad Airの2048×1536どっと(264ppi)に対して、Kindle Fire HDX 8.9の2560×1600ドット(339ppi)で情報量が多く精細感も高い。



機能面ではiPad Airと比べも基本機能が高い製品となっているが。むしろ価格は非常に安く、16GBでiPad Airの51,800円に対して39,800円と1万2千円安く、64GB版ではiPad Airの71,800円に対して51,800円と2万円安い。かなり魅力的な端末であるといえるだろう。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)] 

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