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岡本夏生
現在服役中の大王製紙前会長・井川意高受刑者が15日に出版した著書「熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録」は、同受刑者の半生だけでなく、かつての華麗な交遊関係も記されているという。同著書では、井川受刑者が六本木・麻布界隈で知り合った芸能人との交流が暴露されており、アイドルや俳優など50名以上が実名で登場しているとも。その内容は、週刊誌を始めとした複数メディアが「芸能界・闇の交遊録」などと報じて話題となっている。

そんな芸能界の交友関係について、12日に放送されたTOKYO MXの情報番組「5時に夢中!」でタレント・岡本夏生が、かつての自身の経験を踏まえ苦言を呈した。

岡本が井川受刑者の暴露に言及したのは、同番組で東京スポーツの「大王製紙前会長『闇の交友録』」と題したニュースを紹介したことがきっかけ。司会のふかわりょうから接点があるかどうか尋ねられた岡本は、20年ほど前に大王製紙主催の「プロアマ」と呼ばれるゴルフコンペでの経験を明かした。

岡本によるとプロアマとは「芸能人が一人入って、大王製紙の関係のね、偉い接待を受けるような男性が二人入って、そこでプロゴルファーが一人入って。この四人の組み合わせでゴルフをやる」というもの。岡本は営業の一環としてこのゴルフコンペに、コンパニオン・司会として参加したという。この際、出演料として大王製紙側に40万円を提示されたが、50万円に値上げを要求。しかしこれは却下され「『意外と金にはシビアだったかな』と思うけども」と当時の印象を述べた。

また、「(同著書にあるように)こういう風に調子がいい時に、羽振りのいい企業にピタっとくっついて、それでお車代やら何やら、飲んだ食うだでちょっと顔出すだけで金もらうっていう芸能人。そういうの、いますよいっぱい」と証言。こういったことをするタレントを「おいしい生き血を吸いにいく芸能人」と、厳しい言葉で評した。かつては岡本自身も「その一人だったかもしれない」としながらも、「今は卒業した、というか声もかからない」と、現在の関係は否定した。

井川受刑者の暴露で実名を挙げられた芸能人には、「ただでチョロチョロ金くれるところに、チョロチョロついていくと高くつくってこと」「そういうところにチョロチョロいってると、ゲスな芸能人の中のひとりになっちゃうのよ」と苦言を呈した。「要は『金くれればなんでもするのか』とかさ。ペニーオークションじゃないけど、そうなっちゃうわけよ」と締めくくり、仕事を選ぶよう促している。

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